Under Current

頭の中を整理するためにいろいろ書き連ねようと思います。
Under Current TOP  >  書評 >  バッタを探しにアフリカへ

バッタを探しにアフリカへ

 バッタを倒しにアフリカへ 前野ウルド浩太郎

 各所で話題にもなっていますが、今年読んで一番面白かった本です。わたくし昆虫は苦手なのですが。

 何かに人生かけている人の話はやはり面白いのですが、読んでいて気になったのは日本の研究環境の貧弱さ。前野先生も2年の任期では業績が上げられず(だってバッタが発生しないんだもん)、かなり無理をしてモーリタニアに滞在し続けます。初等教育から高等教育まで教育には様々な段階がありますが、どのような段階であっても教育の効果測定は非常に難しいものです。数値化できないことも沢山あると思うしね。その上で必要なものは教える側の根気と、教育環境だと思うのです。で、少なくとも大なり小なり教育に関わる身としては、教わる側のやる気を計算に入れるべきではないというのが今現在での自分の考えです。少なくとも、高校くらいまでは与えられる教育環境は、個人の能力よりも結果に差が出ると思うんだよなあ。道徳やら英語を科目化するよりは、冷暖房を完備させる方が絶対効果あるよ。

 まあ、前野先生は研究者ですから、義務教育や一般の高等教育とはまた事情が違うと思いますが、先立つものがないと研究を続けるのは難しいという悲しい現実があるわけで。でも、この悩みって、先進国よりは発展途上国っぽいのよね・・・日本の衰退の一面を見たようで、楽しいのですが、少し悲しいで読後感でありました・・・
スポンサーサイト
[ 2017/08/14 23:57 ] 書評 | TB(-) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
アルバム
ホテル予約
よく使う旅行会社
なんだかんだで航空券はここで買うことが多いかな
ここはたまにすごく安いです
使用携帯キャリア
SoftBankから乗り換えて不満はない